空間情報の利用について

空間情報というのは文字通り言えば三次元的にどこにどのようなものがあるかという情報のことですが、産業的には三次元的な地図情報というように捉えて考えられることが多いです。日常的に私たちがよく利用できる地図の情報は基本的に二次元情報で、確かに多くのケースでそれで十分ではあるでしょうが、私たちが生活しているこの世界は三次元なのですから、その意味では空間情報がもっと重視され、必要とされて活用されるようになっても何ら不思議はありません。例えば商業ビルなどでは、どこにその建物があるかという情報だけでなく、どのフロアにどのようなお店があるかを知りたいと思わない人はいないでしょう。実際、多くの商業ビルでは、ウェブサイトにフロアごとの案内図を載せていたりしますが、これは人々がそのような情報を必要としているからに他なりません。

ですが、そのような個々のビルごとにはともかくとして、一般的な地図においてはまだまだ空間情報には乏しいことが現実です。そもそも都心部を除けばそのような情報が本当に必要かという問題もあるかもしれませんし、上空から飛行機で地表を撮影しさえすれば基本的に必要な情報はすべて得られる二次元の地図とは異なって、三次元的情報を得ようと思えば労力も桁違いにかかるでしょう。さらに言えば、その情報をどのようにデータベース化し実際に人々が活用しやすい形式にできるかという点でも模索が続いているのが現状です。

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